マインドマップの本・書籍

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マインドマップから始めるソフトウェアテスト マインドマップから始めるソフトウェアテスト
/ 技術評論社 / 技術評論社 /
マインドマップとソフトウェアテストとの組み合わせが面白い
ソフトウェアテストとは何かが丁寧に解説されており、
ソフトウェアテストの基礎を学ぶ事ができます。

ソフトウェアテストの本は難しい本も多いですが、この本は分かりやすく書かれており、
テスト初心者も簡単に理解できると思いました。

またマインドマップをソフトウェアテストに取り入れる考えが斬新で、
テスト設計とマインドマップの相性の良さを感じました。
ベテランのテスト技術者もテスト設計に参考になります。

テスト技術者を目指す人は、本書に目を通し、ソフトウェアテストの基礎を学んでから
他のテスト技術関連の本を読む事で、理解が早まるのではないでしょうか。
「ソフトウェアテストとは何をすることか」も理解できる
テストとはどういことをすることなのか、テスト計画、テスト設計、テスト実装、テスト実行は何をするのかがわかり易く書かれていて、長年ソフトウェア開発にたずさわってきた私にとっても、十分価値のある本でした。
硬くなりがちなテスト関係の本ですが、ところどころにあるマンガがあったり、 手書きのマインドマップが出来上がっていく様を載せてあったりと、工夫が感じられます。
負荷テストの章は一見の価値有りです。
テストという仕事の意義と段取りが理解できる良書
マインドマップという単語に惹かれて読んでみましたが、「はじめに」で筆者が主張しているように、テストの作業工程に焦点をあて、しっかり書かれています。

自分のことを振り返ってみても、新人にテストを教えるのは大変なのですが、テストの意義とイメージをつかんだうえで、テスト行程とその作業の説明がされているので、新人にテストという仕事を理解させることができます。いままでこういったテストを仕事として行うためにはどうすればいいかという本はなかったので、目新しいと思います。

また、マインドマップを使って思考の見える化を行うことで、新人は自分の考えをまとめることができ、先輩に説明を行うことが容易になり、一方先輩は新人の思考が見えることで適切なアドバイスを与えることができます。テストは個人の頭の中だけで行われることが多いので、コミュニケーションの手法として非常に効果があります。

内容はほとんどテスト技法に触れられていないのですが、巻末のブックガイドで保管すべき知識を得るための本が紹介されているので、それも役に立つでしょう。テストの入門書を読むための入門書と考えると合点がいきます。

教育効果が非常に大きいので、先輩が新人に与える最初の一冊として最適だと思います。
また、先輩も部下の指導に参考にすることができるでしょう。

ただ、中間成果物としてのマインドマップを作成した後に、ドキュメントに落とす部分がもう少し詳しく書かれていたら良かったと思います。
この点が残念だったのでマイナス一点としました。
最初に読む本ではない
基本的にマインドマップを書いて、テスト計画書・仕様書の作成を行いましょう、という内容です。
マインドマップ自体の書き方は他の書籍をあるので、そちらで十分です。

概略は「新人君がマインドマップを使って、ベテランの指導を受けながら
テスト計画を作成する」という内容で展開されています。

えっと、展開が・・・
1:まず要件定義書の目次を参考にせよ。
2:ない場合は、要件を確認せよ。
で始まります。この辺でおや?っとなりますが・・・

さらに、話の展開のなかで、テスト計画に問題があるところは、ベテランが指示をする、という形で具体例が展開されていきます。
しかし、このベテランが「なぜ、そのような要件を思いついたか?」はまったくの白紙です。
つまりは、テストの網羅性等をカバーするノウハウは記述されておらず、
「天から降ってくる」という内容になっています。参考になりません。
(しかも、ケースになっているのはインフラをベースにしたSTの例だけで、UTやCT、とくに網羅性に関してはゼロという状態です。)

これから、まじめにテストにとり組もうという人が、まず手に取るべき本ではないなと感じました。

たしかにマインドマップを用いた、情報整理は非常に有効で
私自身も使っています。しかし、テストに関しては、世の中に多くの知見や
実績に裏打ちされた理論があるのも実情です。それらのノウハウを礎にせずに
いきなりマインド・マップで「創造的テストが可能」と主張するのは
いかがなものか、と思います。

帯では著名な平鍋氏や西氏が絶賛していますが、彼らのような著名人がこのような本を入門書として薦めていること自体が、ちょいと無責任かな?と感じますし、
日本のソフトウェア産業の「品質」がなかなかあがらないものむべなるかな、というところです。

まー、マインドマップを利用するとこんなこともできるぜ!という例を
出しているのは評価できますが。「ソフトウェアテスト」と表題で銘打つは
看板に偽りありではないかと思います。

思考プロセスを描きながらテストを学ぶ!
思考スピードで身につくテスト設計入門!

これはわかりやすい。

テスト技術に関して、基本がしっかりと詰まっている本にもかかわらず、テストに関してはほとんど素人の私にもサクッと読めました。

 ・マインドマップ、テストの基本 から、
 ・仕様分析
 ・テスト計画
 ・テスト設計
 ・テスト実装
 ・テスト報告
といった、テスト技術の基本をプロセス順にしっかりと説明。

1冊読み終わるころには、マインドマップと、テスト技術者としての基礎知識がしっかりと頭に定着します。

テストのことを知らないとか、これからテストにかかわるといった人はもちろん、開発メンバーも、基本的な素養として、本書のテスト知識(&マインドマップの書き方)は必要だと思うので、とにかくおススメです。

マインドマップ図解術―即効!仕事と人生の可能性を拓く マインドマップ図解術―即効!仕事と人生の可能性を拓く
/ 秀和システム / 秀和システム /
ビジネスシーンの作例が豊富。だが色も絵もなく、あくまでマインドマップ「風」整理術。
マインドマップ本を10冊ほどランダムに漁ったなかの一冊。
本書の特徴は特にビジネスシーンでの具体的な応用、書き方にフォーカスしている点。

 ・議事録
 ・ToDoリスト
 ・作業計画
 ・プロジェクト管理
 ・リスク評価

などをテーマにしたマインドマップは他に取り上げている本がないので、作例としては参考になるだろう。ビジネスシーンでは中心課題から延びるメインブランチは決まりきっていることも多く、ルーチンワークをこなしていくには、マインドマップの「テンプレート」も有効なツールだと感じた。

ただ、本自体が二色刷りで、マインドマップでもっとも肝心な色彩がない。また手書きでなくパソコンソフトによる作例なので、イラストも決まりきったクリップアートでつまらない。要するにマインドマップを見ている気がしない。絵柄として楽しくない。
また、リスト形式でも容易に書けることを、単に放射状に並べ替えただけ、という作例も多く、マインドマップ本来の「イメージと単語による自由連想」からかなり逸脱している気がする。応用編として、こういう使い方もある、程度に見るのはよいが、この本からマインドマップに入ると芯を外してしまうので、初めての方にはお勧めしない。あえていうがこれはマインドマップではない。
知らないと損しますよ。
これはすばらしいツールです。おすすめです。簡単でしかも誰にでも分かり易い。必要なのは紙と鉛筆だけ。自分の考えが整理出来るので、ブレインストーミングや自分の意見や考えを伝えるのに最適なツールです。12のルールを守れば誰でも簡単に直ぐに使えます。知らないと損しますよ。
私のような衰えた頭に活〔かつ〕を入れてくれる書
生来、几帳面のつもりでやってきたが、最近は情熱的に整理整頓をしなくなってきた。
思えば五十も半ば超えてくると、こうも雑に考えて、仕事の経験論という傲慢さも手伝い、
とんでもないミステイクをする。
手は動いて整理しているつもりだが、肝心な事はピンボケ。全体像を見失う迷える「大羊」になりかねない。
そんな時に、まさに「マインドマップ」の図解術は目からウロコの心境であった。
この書について、いろいろとご意見はあるだろうが、なんと1,050円で頭のプレゼンが少しできたような気がする。
著者中野氏に心から感謝しております。
マインドマップのアウトプットイメージは豊富です
アウトプットが豊富に掲載されているので、マインドマップのイメージを掴むためには役に立つ一冊です。「マインドマップって何?」という方には適した本だと思います。
しかし、パソコンのソフトを活用することのメリットを強調するあまり、手書きの良さがうまく引き出されていない点が残念です。

プロジェクト管理系の人に
いろいろな仕事にも応用できると思いますが、とくにIT企業にお勤めの方のほうがこの本はイメージしやすいのではないかと思いました。
あるテーマに関する仕事の全体像を一枚の絵にして鳥瞰できるようにするツールですが、手書きは最初はコツがつかめないとなかなかむずかしいかもしれません。パソコンのフリーソフトウエア推奨情報ものっています。
マインドマップ仕事術―即効!ビジネス力をアップする マインドマップ仕事術―即効!ビジネス力をアップする
/ 秀和システム / 秀和システム /
どう思考しているかはマインドマップを書かせるとわかる by最首英裕
仕事上の必要があって、マインドマップ関連の本を10冊程度あたったなかの一冊。
マインドマップをビジネスに応用してみよう、という趣向である。

テンプレートとしては、同じ中野氏の「マインドマップ図解術」よりは少しマシで、たとえば中心課題を「仕事」としたときのBOIは「背景」「目的」「納期」「コスト」「品質」と半構造(無構造と構造化の中間)的である。

しかし時間管理(=仕事をこなしていく順序、進み具合のチェック)への応用では、単に完成予定日を書いておく、というだけで、これだけではちょっと複雑な並行タスクになるとクリティカルパスがわからなくなってしまい、単なる個人の作業メモ以上のものではない。

マインドマップのビジネスへの応用は、無構造の自然言語と、完全に構造化された計画のちょうど中間に位置するもの、という平鍋健児氏(『ソフトウェア開発に役立つマインドマップ』,日経BP)の理解がもっともしっくりくる。

巻末に最首英裕氏の対談があるが、最首氏のアプローチは、本来のマインドマップの特性を上手に残して、ビジネスに活用していると感じた。この部分だけはおおいに参考になった。
システム開発を見える化するマインドマップ―6つのケーススタディから学ぶ応用例 システム開発を見える化するマインドマップ―6つのケーススタディから学ぶ応用例
/ オーム社 / オーム社 /
マインドマップと関係のない本
システム開発にマインドマップを生かすための本かと思いきや、実際にはマインド
マップと全然関係のない本で、単なるシステム開発の各工程(要求定義、設計等)
を解説したSE向けのシステム開発読本です。

書籍の最後に某マインドマップソフトウェアの宣伝が30ページもあります。

ごく普通のSE読本に某マインドマップソフトの宣伝をたっぷり載せて、それでもっ
て本のタイトルに無理やりにでもマインドマップというはやりの言葉を含ませて、
注目させようとしている印象がぬぐい切れません。

SE本としては他によい本が多数ありますし、どうも文章が読みづらいのでお勧めで
きません。また本書を読んでマインドマップとは何か、どのように描くのか、など
は身に付きません。単に某有償マインドマップソフトの使い方が載っているだけで
すので、マインドマップについて知りたい場合は本家トニーブザンの書籍をお勧め
します。


システム開発でのマインドマップ
よいかもしれない。
これまでの公表事例はロッキードとGoogle。
大物だが、かなりスペシャルだった。
身近なシステム開発にうまく使えれば、
品質も生産性も向上。
マインドマップも一層生きる。
コミュニケーションに奇跡を起こす マインドマップ活用術 コミュニケーションに奇跡を起こす マインドマップ活用術
/ きこ書房 / きこ書房 / 田中 孝顕 /
タイトルに騙された
表紙のタイトルと中身がまったく違います。「マインドマップ」についての記述は無く、コミュニケーションのノウハウ本でした。ガッカリです。
「マインドマップの活用」について書かれた本ではない
仕事上の必要があって、マインドマップ本を適当に漁っていて手に取った。
著者のトニー・ブザン氏はマインドマップの創始者である。

しかし、本書はマインドマップの本、とは言い難い。

主題はコミュニケーションをよりよくするための方法についてで、とくにコミュニケーション問題についてのマインドマップの作り方、というような教えもなく、マインドマップの図版も巻頭に6,7枚、しかも解説なしで掲載されているのみである。

コミュニケーション問題については他によい本がたくさんあるので、本書がいけないというわけではないが、とくにお勧めもしない。
題名に惹かれてはいけません。が、、、
 マインド・マップについて詳しく知りたいと思って購入したのですけれども、ちょっと求めていたものと違いました。
 ただし、コミュニケーションについての姿勢、考え方を学べることはできますので、そうした目的で読むのなら良いでしょう。

 各章の終わりに「繰り返し言ってみよう」として、章をまとめる「自己暗示の言葉」がまとめられています。これらを毎日繰り返し言っていくことで、素晴らしい? コミュニケーションの達人になれるかもしれません。私は、自分を肯定的に見るようにしようと思うようになりました。自然に、自分に自信がついてくるかもしれません。
 読みながら、付箋をはさむところもたくさんありました。最近の医学やコミュニケーションの研究の成果を知ることもできました。
 ですから、書名と内容が違っていて期待はずれだったとしても、☆3つです。内容にあった書名にすれば、☆5つつけたかもしれないのに。残念です。
ほとんどマインドマップに触れられていない、残念!
マインドマップの活用法だと思って買ったものの、コミュニケーションについての一般論程度の内容しかなかったのは残念。マインドマップはこじつけ程度しか触れられていない。
事例として挙げられているマインドマップはわずか8枚・・しかも、コミュニケーションでの活用とはほとんど関係のないものだった。
実は、マインドマップはコミュニケーションに活用できる有効な手法である。私は、mindmapperというソフトを使って、「直線的な文章」ではなく、マインドマップを使ってメールで連絡をとったり、業務の報告や会議の議事録の回覧などを有効に行っている。文章ではなく、キーワードのみでコミュニケーションがより効率的に行えるということを体感しているのである。
そんなデジタルでハイレベルなマインドマップ活用法を期待したのだったが、かなり期待はずれだった。
原著のタイトルは、「The Power of Social Intelligence」となっている。タイトルを訳者が意図的にマインドマップにこじつけたとしか思えない。
分析は整理すること
マインドマップ関連の書籍も随分と増えてきました。
今回は、人間関係について分析・改善するための手法の一つとしてマインドマップを使うノウハウの紹介になっています。マインドマップはこのように状況や自分自身を分析し方向性を見いだすために絶大な効果を発揮出来ます。
ソフトウエア開発に役立つマインドマップ チームからアイデアを引き出す図解・発想法 ソフトウエア開発に役立つマインドマップ チームからアイデアを引き出す図解・発想法
/ 日経BP社 / 日経BP社 /
ソフトウェア開発において、マインドマップは「無構造」を「半構造」に変換するツールである
仕事上の必要があって、マインドマップ関連の本を10冊程度あたった中の一冊。
ソフトウェア開発に限定したマインドマップの応用を試みている。

結論からいえば、システム開発もマインドマップも非常に深く理解をしている人の書いた本、という印象である。

たとえば、「マインドマップは(中略)「無構造」を「半構造」に変換するツール」(P31)という認識は本書で初めて出会った。ちなみに無構造な情報とは自然言語でかかれた文章などを指し、逆に構造化された情報とはフローチャートやER図のような設計図面を指す。マインドマップはこの両者を結び付けるのに有効である、という著者の主張はソフトウェア技術者にとっては納得感のある議論だ。

したがって、システム開発の現場でマインドマップが使えるのは、無構造から構造を導き出すような局面に限定されており、本書では、議事録、ブレインストーミング、要件の聞き取り、などの作例を上げている。またデザインパターンも慣用MECEのひとつとしてマインドマップで整理されており、テンプレートの非常によい作例となっている(カラーでないのが残念)。

BOIをMECEと結びつけた点は瞠目に値する。よく見るビジネス向けのテンプレートは物理的MECEに基づいており、単なる分類学でちっともマインドマップ的ではない。しかし本書で紹介しているテンプレートは慣用的MECEに基づいており、脳の思考に即した理解を促進する。本書のテンプレートは類書とは全く違うといっても過言ではない。

非常に簡潔にわかりやすく書かれてはいるが内容は大変に濃いので、きちんと理解するには事前の勉強が必要である。マインドマップのスタンダードな教科書を先に読むことをお勧めする。極めて優れたマインドマップの「応用編」である。
ソフトウェア開発へのマインドマップ応用のための、原点が示されている
トニー・ブザン氏らの書籍がマインドマップの基礎や価値を述べているのに対し、この本はソフトウェア開発への応用に焦点を当てています。

第1章でマインドマップの基礎とその性質を説明した後、第2章以降でソフトウェア開発、特に要求の引き出しから構築にいたる各工程(特に、コミュニケーションが焦点となる工程)での応用方法を図例を挙げて示しています。
第4章ではUMLとの連携が示されます。

記述はたいへん明瞭簡潔で読みやすいです。特定の業務分野やアーキテクチャ、技術の詳細を述べているわけではないので、その点に不満を持つ方もあるかもしれませんが、一般的な原則を直截に表現しているので、私はむしろ好感を持ちました。
さらに個々の現場で利用・応用する以前の、原点となる知識が示されているからです。

全体を通じてJude(著者が社長をつとめる会社の製品)の機能紹介が随所に見られますが、決してイヤミには感じません。試用版CDが添付されているので、マインドマップソフトウェアの導入を検討している方にも良い資料だと思いました。

ちょっと残念
ソフトウェア開発の要求獲得やその要求からUMLへと繋ぐ部分において
マインドマップの有効性や利用方法などについて書かれています。
有効性に関しては大変参考になりますが、利用方法に関してはJudeの機能紹介に
ととどまっている程度で(値段の割りに)内容が薄いと感じました。

不確定なソフトウェア開発にこそ柔らかいマインドマップ
ソフトウェア開発において、要求を固定するのは難しいものです。
要求を早く固定しようと焦って、早い段階で固定したつもりでも、結局は覆されるのがおち。
この本では、このようなソフトウェア開発の現場において、柔らかい表記法であり、かつ発想支援ツールであるマインドマップを使って要求の端々を引きずり出し、そしてそれをUMLを使って開発者と共有するかについてヒントが書かれています。
いきなり本論ではなく、マインドマップの基本的なところから書かれているので、まだマインドマップについて知らないという人にちょうど良いと思います。私もマインドマップを知っているつもりでしたが、いくつか目からウロコのことがありました。やはり、なんでも基本というのは大事ですね。
押し付けがましいところはなく、現場にどう適用するかについて読者に考える余地を残してくれているのが好印象です。
地に足のついたマインドマップ解説&ソフトウェア開発への適用
本書はマインドマップという非常に汎用性の高いツール/ノート術をソフトウェア開発の現場というコンテキストにフォーカスして具体的な利用法を交えて解説している。
筆者の平鍋氏は数年前からマインドマップのソフトウェア開発への適用という提案をしており、本書はこれまでの氏のメッセージの1つの区切りと言える。

いわゆる「マインドマップを使えばあなたも幸せになる」といったような「なんとなく凄そう」というイメージ先行型の書籍ではない。
しっかりとマインドマップの利点、欠点を分析した筆者が解説するマインドマップの利用法は、知に足のついた、いずれも実践的なものだ。
実際に現場で使用され、エンジニアが描いたマインドマップの写真が多数掲載されており、これから始めようとする読者の参考になるはずだ。
読者も本書を読めばソフトウェア開発の現場でマインドマップを使いたくなることだろう。

中でも3章のマインドマップとUMLを、発散、収束というフェーズで使いわけるという筆者の提案は、マインドマップというツールの利点を生かした優れたアイディアだ。

もっともっと手書きのマインドマップと応用例が欲しかったという理由で星は4つ。

イノベーション・シンキング イノベーション・シンキング
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
イノベーションの必要性
「改善」はこれまでのやり方の延長である。
何故今「改善」ではなく「イノベーション」が必要なのか。
それが本書の中では繰り返し書かれている。
どんなに馬車を改善したところで乗用車の速さと快適さには及ばない。
なるほどその通りだと思います。
今のやり方に満足していると、いつか他の人、企業に置いてかれる。

では、どうすればイノベーションできるだろうか。
見方を変える、案を組み合わせる、とにかくたくさん出してみる。
等々、目新しさは感じられないけど、その分簡単そうで
読後はとにかく試してみたくなる。
そんな気にされられます。
イノベーションの為のヒント集、簡潔に良くまとまっています。
「水平思考10のスキル」は、この手の本を読み慣れている人には特に目新しさはないかもしれません。本書の特徴はむしろ「ありがちな誤りー創造力を押しつぶす12の悪習」にも触れていることかもしれません。良いポイントをついています。これらのチェックポイント(→目次を御覧下さい)、かなり有用です。各章が具体的かつ簡潔に分かり易く記述されていて、半日もあれば通読できます。頭の整理になりますね。
創造力を鍛えるという意味では「アイデアのつくり方」(J.W.Young)、「アイデアのヒント」(J.Foster)、「頭脳を鍛える練習帳―もっと“柔軟な頭”をつくる! (旧題 "頭にガツンと一撃")」(ロジャー・フォン・イーク )、「シェイク・ブレイン -脳をゆさぶり、創造力をつけろ!」(ジョエル・サルツマン)、「コリン・ローズの加速学習法」、「ものづくり道」(西堀 栄三郎)などと共にお薦めしたい本ですね。イノベーションの具体例については「発明家たちの思考回路 奇抜なアイデアを生み出す技術」(エヴァン・I・シュワルツ)、「『白い光』のイノベーション ー ガス灯・電球・蛍光灯・発光ダイオード」(宮原 諄二)などが面白いと思います。
いや〜役に立った
 著者は顧客に米ボーダフォン、IBMなどを抱えるる
国際的経営コンサルタントで、ロジカル・シンキン
グだけではイノベーションは起こせないと言う。
必要なのは、懸命に働くことではなく、賢明に働くこと、
つまり別のやり方をとることであり、
もし見つけられないのならば、物を限られた視点から
しか見ていないとまで主張する。本書では、様々な事例を
挙げることにより、イノベーションを起こす具体的な方途を示す。
 
 困難を打開するには、いつもと同じやり方ではなく、
大胆で新しいことに着手しなければならない。それこそが、
イノベーションであり、それをもたらす思考法を「水平思考」という。
水平思考を身につける方法として「前提を疑う」「探り出す質問をする」
「見方を変える」「奇抜な組み合わせをしてみる」
「アイディアを採用し、応用し、さらに改良する」「ルールを変える」
「アイディアの量を増やす」「試してみて、評価する」
「失敗を歓迎する」「チームを活用する」の10ステップを示す。

水平思考は訓練や練習を積めば誰でも多くのアイディアを
生み出すスキルを身につけることができると主張する。
ぜひ取り入れたい
本書には、イノベーションを起こすための、
さまざまな発想法が紹介されている。

著者は、日本の会社における問題点を鋭くとらえており、
イノベーションの大切さがよくわかる。

具体例やトレーニング方法もたくさんのっているので、
かなり読みやすい。

何気なく購入したのだが、思わぬ名著で驚きであった。
これなら発想術が身につきそう!
『ウミガメのスープ』シリーズが好きだったので、ポール・スローンの新作ということで
早速購入。

読む前は、「イノベーション」って、なんだか難しそうと思ったけど、中身は、「すごい発想」をするための方法、それも「ルールを変える」とか「奇抜な組み合わせをしてみる」とか、すぐ実行できそうなことが書かれてあって、これなら自分にもアイデア出しの訓練ができそうです。

あと、これはクイズ集ではなくビジネス書なので、過去の偉人たちはどんな発想をしていたのか、またここで得た発想をどうビジネスに生かせるかがわかって面白かった。

アタマが良くなる合格ノート術 アタマが良くなる合格ノート術
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
学んだことを記憶定着化させてゆくメタ知識のフレームワーク
 「コーネル大学式ノート作成法」として日本でも知られているノートの
書き方と6段階学習法と呼ばれるものを紹介しながら、これらの手法を、
英語や数学などの科目特性に適応させたノート作成法、(受験)勉強法の
説明になっている。

 特にこの方法論がすごいわけではなく、ものごとを学び、記憶し、定着化
させようとするときの向き合い方のことを言っているのだと理解した。

 いわゆる反復学習による「丸暗記」というスタンスから、理解に基づき
ポイントポイントを連想記憶で結んで定着化させていくというような感じ
なのかもしれない。

 学んだことを自分なりに「再構成」して記憶定着化させてゆくメタ知識の
フレームワークの説明となっていることに気づきます。

 アタマが良くなるノーツ術というよりは、アタマが良い(効率的にもの
ごとを理解する)人というのはこういうやり方をしているのではないかと
いう例示。

 何か特定のテーマを持って読書したときとか、報告目的のミーティング
などのメモ書きなどとしてもこの方法は使えると思う。


内容そのものはいい
特に勉強ができるわけでもない自分がレビューするのは心苦しいのだが、この本は内容自体はいいのではないか、と思います。特に印象に残ったのが、P105「授業中に必ずノートをとるべきこと、とらなくてもいいこと」という所。私的に解釈すると、「何でもかんでも教師のいいなりにならなくてもいい」ということかな?と思います。(教師に反抗しさえすればいい、なんて言ってませんよ)
気になる点は、この本の題名。「アマタが良くなる合格ノート術」という題名だが、”アタマが良くなる”のではなくて、”アタマがいい奴はこんなノートを作りますよ”ということであって、この本のマネをして”アタマがよくなる”訳ではない。効率アップにはなるとは思うが。
ノートの作り方も大事なのかもしれないが、やはり、頭がいい悪い、要領がいい悪い、記憶力がいい悪い、などなどこういうのは遺伝や環境で決まってしまう要素なので、この本に書かれていることを100%鵜呑みにするのはやめた方がいいだろう。ただ、かなり参考にはできるので、読む価値はあるだろう。



自分が理解しやすいノートを作るべき
著者が自分で編み出した、ノートの作成方法が書かれています。
ですが、私にはあまり参考にならなかった。
自分で覚えやすく、わかりやすいノートを作っているからかもしれない。

授業で板書されたものを丸写ししている人や、参考書の内容を全部書いている人、
また、きれいに清書してノートをとっている人などには、この書籍は参考になるのでは?
要は頭を使えってことだな
高校生向けの本という感じ。
実際、高校時代にこれぐらいノートをうまく取っていたら、東大も夢じゃないかも。
帯にあるように、「知ってると知らないでは大違い」というのが実感できる本。
意欲のある中学生や、高校生向け。
黒板をだらだら写さず、頭を使って、ノートを取れということなんだな。
こんな本がほしかった。
ノートのとり方の本って今まであるようでなかった本だと思います。
特にこの本はよくできていて、手に職をつけようと、最近資格をとろうと勉強しだしたところだったので非常に役立っています。
何よりもこの本からは、現役東大入学を果たした著者だけに、賢さがにじみ出ているように感じます。
持っておいて損のない一冊です。
思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫) 思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)
/ 筑摩書房 / 筑摩書房 /
インターネット以前の本であることに意味があり
最近の思考や情報の整理にはインターネットなどをはじめにしたツール偏向のきらいがありあまりしっくりしないと思っていた中、20年も前に書かれた本書を読みこれが本当の思考の整理だと思った。
思考はすこぶる生身の人間が行うものであり、ツールではなく人間本位の考え方に立脚しているからである。
数か月でなくなる現代のハウツー的な本を何冊も読むより本書を読むことをぜひお薦めします。20年も読まれてきた実績もある本ですので。
ビジネス書のエッセンスはこの本にあり
「世に出回るビジネス書のエッセンスはこの本にあり」
 アイデアの出し方や思考の整理に関するビジネス書は何冊か
読んだが、本書はまさにその本質が書かれている。
 
 しかも、理屈や理論というより、具体的なのだ。
 著者が実践しているアイデアの生み出し方や思考の整理の方
法が多数紹介されており、大変参考になる。
 
 以下の6点は、参考になりおもしろいと思った内容を自分なり
の解釈でまとめたものである。
 
●アイデアの生み出し方
【素材】と【ヒントや型】を混ぜ合わせ、寝かせておく。
 この寝かせておくというのが大事なのだ。無意識の作用を
意図的に活用するのがポイント。

●情報のメタ化
 思いつきや着想を他の思考や型と関連させて整理をし、
普遍化や抽象化を行う。
 思考の整理は捨てることだけを言うのではない。より高い
抽象性へ高める質的変化も言うのだ。

●ネタのストック化
 着想やヒントはまずは手帳へストック。しばらく寝かせておき、
見返す。そのとき、何でこんなこと書いたんだろうと思うような、
色あせてしまったものは捨てる。そうでないものを別のノートへ
書いておく。いわばふるいをかいくぐった良質の考えの保存の
場である。寝かせている分、以前の着想やヒントより考えの幅
をプラスできる可能性もある。
 著者の表現を借りれば「わが思考すべてこの中にあり」である。

●人間の頭脳は工場と倉庫
 倉庫に知識を詰め込みすぎても、スペースが狭くなり工場
(ものを考える、生み出す)の能率が下がってしまう。
 「忘れる」とは、工場の邪魔になるものを取り除き、工場の
能率アップを図る大事な作業なのである。

●書くことは考えること
 何か考えたら書いてみる。
 書いているうちに思考の整理がされ、昇華される。
 書いているうちに何か浮かんでくる。
 (それは、しゃべることも同じ。)
 書き出したらとまらないこと。勢いを大事にする。あとで十分
推敲するのだから。
 
●自分だけのことわざを
 ことわざは具体的な現実を定理化し一般化したものである。
 自分の経験、知識、思考を凝縮させた自分だけのことわざ
を作ることで思考が体系化される。


面白い読み物
他の方も多くレビューで書いていますが、この本が20年前に出た本であることが非常に興味深いです。読み物としてもよくできていると思います。ビジネス書や自己啓発本を読み漁っている人にとっては新鮮な内容ではないと思いますが、あまりこの手のジャンルの本を読んでいない人にとっては面白く読めると思います。いわゆる成功本ではないので、実務にすぐに!ってわけにはいきませんが、スタンスとして知っておくと良い内容です。
ぜひご一読を!
気に入った点。
・所謂哲学書や論文形式でないので、気軽に読める
・一遍が短いので通勤時間(車内で気軽に)で読める
・端的にまとめられていて、「深い」
・薄いので持ち運びに便利

気に入らなかった点はありません。本書はぜひ大学生、高校生に読んで頂きたい
と思います。
思い考えるには
 日々の流れの中で、ふとおもいつくこと・・・
 忘れてしまいがちになること
 考えの整理がつかないこと
 よいアイデアがおもいうかばないとき
 そんな人、そんな時に読む本です。
 思考にまつわるヒントがたくさんのっています。
本を読む本 (講談社学術文庫) 本を読む本 (講談社学術文庫)
/ 講談社 / 講談社 / Mortimer J. Adler /
「読む」ことによって知識を得、理解を深め、すぐれた読書家になりたいと思う人のために書かれた本である。
『これは「本を読む人」のための本である。「これから本を読みたい人」のための本でもある。つまり、「読む」ことによって知識を得、理解を深め、すぐれた読書家になりたいと思う人のために書かれた本である。』と冒頭にある本書。読書法や速読法の本は数多くありますが、全ての原点と本質がここにあると言っても過言ではないんじゃなかろうか。読書の効果と質を高める意識と技術を説いた古典的名著らしいが、いままで存在を知らなかったのが悔やまれる。できれば高校生のうちに、遅くとも大学1年くらいまでに本書の存在を知って読んでおきたかった。自分は今までなんと無駄の多い、非効率的な読書を繰り返してきたのだろうかと思う。
本の読み方を体系的に学んだ経験や記憶がなく、おかげで読書は我流のままで、いままで読書には非常に苦労してきた。とにかく読むのが遅い。同じ箇所を何度も繰り返して見てしまう。そしてようやく後に進んだ頃には、前の方のことは忘れてしまっている。こんなヨチヨチ歩きのような非効率な読書から抜け出せなかったために、読書は必要だと思いつつも、読むのが苦痛で早々に挫折した本も多かった。救いを求めていくつか手を出した速読法の本は、どれも表面的なテクニック論や精神論でハードルが高く結局ひとつも身につかなかった。そんな私のような人にオススメ。
難解だが、手順どおり読んでみたくなる本
いろいろな本で進められていた本だったので、読んでみたいと思っていた本でした。速読術ではなく、読書に対する向きあい方を学べればと思い購入通読。
通読してみると、読書に対しての正しい手順を構造的に説明してくれている。全体像は読んでいるだけでは見えてこない感はあるが著者が述べているように段階をおって、本書を読むことで全体のステップも詳細にもれなく記載されていることがわかる。記載されているポイントは頭の中にのみ落としこめる量を超えていると思うので、自分なりのレジメを作ることで全体の構造が見えてきた感がある。著者は意図的に実践させようとしているのかな?各ポイントポイントでも自分の中で今後心がけたいものは多数あった。たとえば「点検読みのポイント」「表面読みは不明点は後回し」分析読書の第五規則の「重要な単語で折り合いをつける」「キーセンテンスを見つける」「積極読書」など今後読書を行う時には意識したい内容が多々記載されていました。
本の読み方、向かい合い方が今のままであっているかどうか疑問に思っている方は、著者の手法を学ぶことで自分に合ったものを見つけられる機会になると思います。
レビューデビューさせてくれた本
タイトルに釣られて購入。
(原書:"How to read a book" を "本を読む本" と訳したのはセンスを感じます)
本書は積極的の大切さを説き、その方法について書かれた本である。

読書術についての本は初めてということもあって、なかなか得るものがあった。
特にシントピカル読書については非常に参考になった。最近啓発書を乱読していたが少し考えを改めさせられた。
今までは一冊一冊を別物扱いしてきたが、今後は本書が述べるように全体を通したマクロ的な読書を心がけたい。

なお、読了後妙に書評を書きたくなる副作用が出るかもしれないのでご注意ください(笑
読み手の意識を考えさせられる。
小難しく書かれてあるので、堅苦しく思いましたが、書いてあることは至極まっとうでした。

筆者は、本来カスタマーである読者に焦点を当て、私たち読者が本を理解するためのさまざまなヒントを語ってくれています。少々おせっかい的かもしれない。
全ては共感できないにしても(この本を理解していない証拠かもしれませんが)、読者が書いていることに対して能動的に考え、想像力をふくらませることの大切さを教わりました。

しかし、現実的には自分の興味対象や本との相性もあります。
読解能力を必要とする学術本や、ビジネス本を理解するのにはよいと思いました。

子供たちの教育にもいいと思いますので、もっと簡単な言葉で表現したバージョンもあればいいかと。
本に問う。
「本を読む本」は、読むに値する良書を知的かつ積極的に読むための規則を述べたものだ。題目通り、本書は本を読む人のための本なのだが、本や論文を書く人のためにもなる本だと思う。私自身、学位論文を「読むに値する良書」にするためのヒントを得た。

特筆すべきは、本書は私の本を読むことに対する姿勢を変えたことである。特に読書の過程で、「それにはどんな意義があるのか」問い続ける姿勢が生まれた。私はとかく本に書かれている内容を鵜呑みにしていたことに気がついた。理解しているつもりだったものの、その本に批評を加える程には理解していなかったことに気がついた。
本書で述べられている通り、「概略→解釈→批評」のプロセスを踏み、そのプロセス毎に適切な質問を投げかけることで良書から真の学びを得ていこうと思う。


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